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「創造と挑戦」を胸に、 家電業界の新たなスキームを創る

代表取締役社長
三嶋 恒夫

目指すは家電・リフォーム・インテリアの融合

 2018年6月にヤマダ電機の代表取締役社長に就任して以来、創業者である会長の山田とともに、家電業界の将来を見据えた改革に取り組んできました。
 周知のとおり、近年の少子高齢化や人口減、インターネット通販の普及に伴って、家電業界に限らず小売業全体が縮小傾向にあります。 私はヤマダ電機に合流する以前から約30年も家電業界に携わり、右肩上がりの成長を続けてきた時代も見てきましたが、年々価格競争が激化する中で、 小売業が目指すべき方向性について長く考えてきました。そしてその答えのひとつとして、他の家電量販店で業界初のリフォーム事業を立ち上げ、売上高500億円規模の事業に成長させた経験があります。
 その後、一定の成果を出した満足感とともに前職を辞したのですが、リフォーム事業そのものを家電量販店に根付かせるまでにはいかなかったところに、多少の後悔の念を抱いていました。 そんな折、奇しくも家電とリフォームとインテリアの融合をアイデアとして温めていた当社の会長から熱心に誘いを受け、家電業界における新たなスキームづくりに改めて挑戦してみたいと思ったのです。 それこそが現在、私たちが家電、リフォーム、インテリアを融合させたトータルコーディネートの実現を目指して展開する「家電住まいる館」事業です。

提案力の強化が成功のカギ

 家電は顕在需要が大半であり、リフォームは潜在需要であると言われます。新製品の登場や価格が下がることによって新たな需要を掘り起こす家電に対し、 キッチンやお風呂などの住設商品は価格の変動も少なく、簡単に壊れるものでもないことから、お客様の側から積極的に買い替えようとする場面はそう多くありません。 しかし、だからこそ私たちの提案力次第で需要を喚起することができ、家電量販店のあり方そのものを変えていく可能性を秘めていると考えています。
 ヤマダ電機が目指すのは、今あるリフォーム事業者と違い、家電・インテリア・リフォームのトータルコーディネートによる快適な住空間の提供です。 それは、経営理念である「創造と挑戦」を実践してきたヤマダ電機が将来の家電業界のあり方を創造し続けたからできたものです。 課題は少なくありませんが、これまでの家電業界の常識を覆す「提案力」の強化に向けて、家電やインテリアを統一感のあるカラーで展開するためのSPAの確立、 さらにはトータルコーディネートの力量を高めるべくインテリアコーディネーター資格の全社的な取得支援など、さまざまなチャレンジを進めています。

いつの時代も選ばれる存在であるために

 小売業は、変化対応業と言われます。絶えずお客様の消費変化・価値観の変化に対応していくことが大切です。 私たちが「家電住まいる館」を通じて住環境全般にわたる提案を目指していく以上、これまで以上にお客様一人ひとりに対する対応力を身につけていかねばなりません。 2019 年2 月に発表した大塚家具との業務提携はそのための施策のひとつであり、インテリアのプロフェッショナルである大塚家具の人材を 当社の社員教育に活用するなど、人の交流を通じてWin-Winの関係をつくり上げていきたいと考えています。
 お客様の価値観が変化していくときに、自分たちの領域はここまでだと決めつけるのではなく、 当社として何ができるのかを常に考え、「創造と挑戦」を繰り返すことが私たちの将来に向けた道しるべとなります。 他社やネット販売など多くの選択肢がある中で、当社がこれまで以上にお客様に選んでもらえる店であり続けるために、 この「家電住まいる館」を世の中のニーズを捉えた事業に育て上げ、企業価値を高めていきたいと思います。